買うつもりはなかったけど福島県に一戸建てを新築した
福島県住み、41歳主婦です。昨年末に、実家の敷地内に一戸建てを新築しました。
現在は子供達の「今の学校に通いたい」という意思を尊重し、私達は引き続き借家住まいしており、新しい家には両親に住んでもらっています。
そもそも、私の予定では家を建てる時期はまだ先の話だったのです。しかし何というか、こういうものは勢いやタイミングも大切。
たまたまお世話になっている方がハウスメーカーの方で、「うちで面倒見るから、戸建て住宅を建てないか?」と間取り何パターンかの図面を持ってきてくれたんです。
その方のお話を聞いたり、具体的な図面を見たり、そして営業さんとお話をしていく中で、いずれ建てるつもりだったのだからと思いが強くなり、段々と「建てよう」という気持ちが固まってきました。
家を建てると決めたら、あとはすごいスピードで話が進む
話が決まったら具体的に物事が動き出します。まずはローン審査、過去7年分の収入が調査されると説明がありました。
結果が出るまで主人はハラハラしていたようです。うちは自営業という事もあったし、あとは結婚前に多額の借金をした経験があり(もしかしたら、ブラックリスト※だったかも)、少し心配要素があったようです。
※ ブラックリストとは信用情報機関に金融事故者として登録されることです。借金を返済不履行、携帯電話の支払い延滞などが原因でブラックリストに登録されます。これに登録されると住宅ローンを借りることはできません。
【参考】過払い金の返還請求をするとブラックリストに登録される?
ただ、ローン審査は通り、主人はそこで初めてホッとしてようでした。
屋根や壁などの自分たちですべて決めなくてはいけない
契約書を交わしいよいよ着工です。その前に何度かハウスメーカーさんに出向き打ち合わせをします。屋根・壁・ドア・窓枠・各部屋の壁紙・カーテン、とにかく全て自分達で一つ一つ決めていきます。
私達の場合、ありがたい事に両親から総額の半分ぐらい援助がありました。私達夫婦は少しの頭金とローン支払い担当です。そういう背景もあり、最終的に共同名義にしましょうという事になったのです。
そんなわけで、両親からは「あなた達に任せるよ」と言われたものの、やはりカーテンを選ぶにしても「これじゃ両親には派手かな?」とか、「この色合いが落ち着いていて無難かな?」とか、どうしたって気を使いますよね…。
そういった事以外でも色々と相談しながら進めていかなければならない状況に、途中少し険悪なムードになった事も事実です。まぁ今となってはお互い気にしてませんけどね。
逆に、上棟式の準備やご近所さんへの御礼まわりなど、絆が深まった部分もあったかもしれません。
下の娘が義務教育終了するまであと4年弱、そのあと私達は実家に戻る予定でいます。それまでは家賃とローンの二重支払いもあり色々大変ですが、家を建て2年目、両親が新しい家で快適に笑顔で過ごしているのを見ていると、「少しは親孝行出来てるのかな?」なんて自負しています。