離婚後で子供2人と住む家を島根県で探したときの話
先日、長年の間、我慢を重ねて連れ添った夫とようやく離婚をしました。ただ、離婚後は実家に帰ってお世話になるつもりだったのですが、帰って来て良いよと言う返事は貰うことができなかったです。
さて、困ってしまいました。子供が二人、私について来て一緒に引っ越すと言ってくれるので、部屋数がそこそこにある家に引っ越さないといけないことになりません。
しかも、子供とは言え、二人とも成人していて、既に免許もクルマも持っています。私のクルマと合わせると3台分の駐車場が必要。部屋数が多い上に広い広い駐車場の物件なんて、あるのでしょうか…。
予算は笑えるくらい少ないです。不動産屋さんをいくつも巡って、条件の合う中古の一戸建てを探す旅が始まりました。
最初に見学した家はネズミが走り回っていたので却下!
そして、私がピックアップした物件に子供を連れて見学に行くと、素晴らしいタイミングで和室を巨大なネズミが駆け抜けました。
ギャー!
大正時代に建ったそのネズミが走り回る家は、その瞬間にボツにしました。
次に見学に行った家は、子供から「母さん、この家、割と新しくて良いんだけどさ、別れたとうさんの家から200mしか離れてなくないよ。さすがに近すぎない?」と指摘されました。
うーむ、やっぱりそう思う?生活しなれた場所から出来るだけ近い方が良いと考えて探していたのですが、限界を超えていたようです。確かに、人口の少ない島根県、嫌でも顔を合わせる場面がありそうです。
気に入った物件は冬には大雪が降ることがわかった
続いて、私の好みの平成になってから建った素敵なログハウスに見学に行きました。庭もとっても広いので、好きなだけクルマも置けるし、ガーデニングも楽しそう!
でも、こんな良さそうな物件が、何故こんなお手頃価格なのでしょう?
不動産屋さんは教えてくれないので、口コミで調べた結果、そのログハウスの一帯は凄い豪雪地域。ログハウスの庭は吹きだまりになってどうしようもなくなることが分かりました。
冬の寒い朝に早く起きて、雪でクルマが埋まってるのを掘り出して雪の少ない所までの雪かき、嫌かも…。
どこも一長一短で、なかなか、ここにする!ここならずうっと住みたい!と言う物件には巡り会えませんでした。
半ば諦めかけ、お願いして実家の畑の隅っこにプレハブ式の小さな家を建てようかと考え始めていた時、「今、出た物件がありますよ。今なら、ウチが一旦買い取る形を取る前で、仲介手数料だけで紹介出来ますので、お買い得物件です」と、奇跡の連絡が不動産屋さんからあったのです。
そこへ子供達と急いで見学に行きました。出たてほやほやの物件でしたので、家の中は前の住人の持ち物が「ギッシリ」詰まっていました^^;
処分しようと試みて挫折したのか、玄関からゴミ袋が山。でも、ゴミを片付けたら、きっと、好みの家になる。海も山も川も、コンビニも近いから、決めよう!
私の、第三の人生を過ごすことになる家を買う決意は、こうして決まりました。時間さえかけて待てば、良い物件というものは出てくるものですね。