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持ち家を買うまでを娘はやらんと言われたので株で稼いで家を購入した

トレード

現在東京に住んでいる、30代の地方公務員です。大学を出て間もない頃、学生時代に知り合った彼女とゆくゆくは一緒になりたいと考えていましたので、就職もしたことですから、社会人として彼女の両親に挨拶に行ったときのこと。

彼女のオヤジさんが開口一番、「君は家を持っているか?」と聞いてきたのです。

よく聞き取れなかったこともあり最初は、痔のことを言っているのかなと勘違いして、「オレ、痔はないです!」と答えるとオヤジさんはけげんな顔をして、自分の住む家を持っているのかと聞き直してきました。

当時は官舎暮らしでしたから、実家は戸建だけど、親の所有ですと答えたところ、「自分の家が無ければ娘はやれない」と言われたのです。

彼女の実家は医院をしていることもあって、男が大学を出て働き出したら、家を持つのは当たり前と言う感覚でいるらしいのです。家を出てから彼女と顔を見合わせて、困ったなと言う話になりました。

20万円の給料ではどうがんばっても家なんて買えない

20万ちょっとの初任給で買えるのは、せいぜい紙で出来たおもちゃの家くらいだ。木造の家が買えるのはいつになるか分からないやと答えるのがやっとでした。

東京に戻ってもしばらくは、茫然自失状態でした。ただ、いつまでもそれじゃ仕方がないと思い、とっさに思いついたのが宝くじを買うことでした。

しかし同時に、高校時代の数学の時間に教諭に聞かされた、宝くじや競輪競馬が当たる確率の話を思い出しもしました。確率統計的に、あれは絶対に儲からないように出来ているから、将来大人になっても手を出してはいけないと言われたのです。

家を購入するための株を猛勉強した

そこでひらめいたのは株でした。株は研究さえすれば、ある程度将来の株価を予測出来るので、大損することはないんじゃないかと考えたのです。

逆に当てさえすれば、安い建売住宅くらいわけなく買えるんじゃないかと思いました。狙いは的中。

さほど忙しくない仕事に就いたこともあり、定時に終わった後はもっぱら株の研究に時間を充て、その年の暮れのボーナスは全額株につぎ込みました。

そこそこの儲けが出た後、さらに翌年の夏のボーナス、冬のボーナス全てを株式投資に廻した結果、彼女のオヤジさんを訪ねて2年後には念願の建売住宅を買えるまでになったのです。

しかし、好事魔多しと言うのでしょうか、あれほど自家にこだわり、自分の住む家も無い男に娘はやれないと言っていたオヤジさんが、苦労して手に入れた住宅を見ることなく他界してしまいました。

そして、オヤジさんの葬式が済んで間もなく、彼女との結婚式を上げることが出来ました。ちなみに新居となったのは彼女の実家だったので、私が購入した建売住宅はすぐに売却する形となったのです…。

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