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売却するマンションを「主婦目線」でアピールするポイント

主婦

「ありの~ままの~」姿で認めてもらいたいと願うのは、人間でもなかなか難しいもの。

というのも、髪を整えたり、清潔感のある服装に気を配るだけで、相手の印象はガラリと変わってしまうことを知っているから。

女性であれば、大人になってすっぴんで人前に出るのは罪とすら思うのも、あながち非難できないでしょう。

それほど「見た目」が大事であることを知っていれば、マンションを売却しようとするときにも「なんとか見た目を装って買い手に好印象を持ってもらおう」と考えるのは当然のこと。

しかも、相手に好印象を持ってもらえれば、少しでも高く売却できる可能性が高まるわけですから、一石二鳥を狙えるというわけです。

そこで、マンション売却を思い立つと「リフォームやクリーニングをしなければ納得のいく売却ができない」と考える人も少なくなかったりするのです。

しかし、自分でコツコツとリフォームやクリーニングをするにしても手間がかかることですし、プロに依頼するとなるとそれなりに費用も掛かります。

元手を掛けた分だけ高く売却できれば問題はないものの、その保証がないのがマンション売却の現実でもあるのです。

そこで、効果的なマンション売却前のリフォームやクリーニングとはなにかを考えてみましょう。

費用対効果から見たリフォームやクリーニング

リフォーム

新築分譲の不動産業者でないかぎり、売却するマンションはすべて「中古」ということになります。

程度の差はあれ、そこには時間的な経過の痕跡が残り、それを踏まえて買い手は価格と購入の是非を判断するわけです。

リフォームやクリーニングをするということは、その時間的な経過の痕跡を感じなくさせるということです。

ベストなリフォームやクリーニングとは、その売却マンションの戸内が新築時の状態と同等に感じるようになっていること。

問題は、それほどのリフォームやクリーニングをするにはかなり費用が掛かることと、「新築時の状態」をどのように買い手が判断するかということです。

特に後者の買い手の判断は、一定の基準がないため、予測することができません。というのも、費用を掛けたとしても、それを買い手が価格に算入してくれるとはかぎらず、望まないリフォームやクリーニングの場合は費用を掛けただけ無駄になってしまうこともあるのです。

買ってから自分好みに改装することを考えている買い手なら、リフォームやクリーニングに費用を掛けず、その分を価格に反映させて「安く買いたい」と考えるでしょう。

一方で、それほどこだわりを持たず、購入後はすぐに手を掛けることなく生活できるほうがいいと考えている買い手は、リフォームやクリーニングが施されている物件を探しているはずです。

特にマンションの場合は、一戸建てと違ってオーダーメイドな部分が少なく、スケルトン状態でリノベーションするには手間と費用がかなり掛かってしまいます。

個人が所有するマンションを売却するケースでは、売主であれ買主であれ、リノベーションをする時間を負担する余裕はないというのが実状でしょう。

そうなると、中古マンションの購入を考えている買い手の「購入後はすぐに手を掛けることなく生活できるほうがいい」というニーズを満たしたほうが、売却活動の効果を期待できるはずです。

では、売却活動の効果が期待できるマンションのリフォームやクリーニングとは、どんなものなのでしょうか?

それが「主婦目線」のリフォームやクリーニングなのです。

主婦目線で考えるリフォームやクリーニングとは?

床はり工事

なぜ「主婦目線」なのかは、マンションの購入動機や決定権への影響度に、主婦である家事を担当する女性が関与することが多いことをあげることができます。

まず主婦は、圧倒的にそのマンションでの滞在時間が長いです。そして、マンション戸内に配置される設備の大部分は「家事」を処理するためのものです。

具体的には、マンション戸内は主に玄関、居間、台所、風呂・トイレ、寝室によって構成されます。

これらはすべて掃除という家事労働が必要となります。

台所は家事労働のなかでも頻度の高い「料理」という作業をする場所になります。掃除よりも高い頻度で過ごす場所なので、「料理」の担当者である主婦にとって、居心地の優先度はかなり高くなるはずです。

これらは「主婦」という言葉を使いましたが、主夫であれ舅姑であれ同じことになります。

その戸内でより長い時間を過ごす人が快適でなければ、そのマンションを購入しようという「最後の一押し」に至らないことも、決して少なくないのです。

リフォームやクリーニングは、こうした滞在時間の長い、そこで家事労働などの作業を行う人の目線で取り組まなければ、費用対効果の高い結果にはならないということです。

まとめ

作業着を着た男性

一般的に個人が所有するマンションの売却では、程度の差はあるものの、そこに時間的な経過の痕跡が残っている状態であることが当たり前となります。

その痕跡はリフォームやクリーニングによって回復できますが、新築時の状態になるまで手を掛けるのは、費用対効果の面でお勧めできるものではありません。

しかし、多くの中古マンション購入希望者は、購入後にリフォームやクリーニングをする時間的な猶予はありません。

そこで、適所にこうした手間を省いてくれるリフォームやクリーニングが施された売却マンションが喜ばれることになります。

その際に、戸内での滞在時間が長く、使い勝手や居心地の良し悪しに対して意見を言う立場にある人の感想が、購入決断に大きな影響を与える可能性が高くなります。

それが、いわゆる「主婦目線」です(もちろん「主夫目線」でもいいですよ)。

「主婦目線」の主なものは、水回りと呼ばれる台所、浴室、洗面所、トイレなどです。

せっかくの費用を無駄なくリフォームやクリーニングに回すのであれば、この「主婦目線」の印象をよくする場所を重点的に実施すべきです。

建物全体が築古感の出ているマンションであっても、戸内の水回りがキレイになっているだけで、好感度はアップします。

売主の見栄や思い込みで、マンション売却の成功率アップは成し遂げられません。

専門家に相談しながら、決して言いなりにはならずに、予算内での費用対効果を考えながら、リフォームやクリーニングを計画してみてください。
【参考】イエウールの口コミ@良い点・悪い点や使い勝手を検証

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