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マンション売却を任せられない業者を見分ける方法@3つのNGワード

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所有者本人であれば、マンションの売却を自分で行うことも何ら問題はありません。

ただし、閉鎖的な市場での買い手探しや、移転登記などの法的な手続きなど、不動産取引には素人では越えにくい数々のハードルがあるのも事実。

それらを勉強しながら自力で処理しようとするのも不可能ではありませんが、手間と時間を考えれば専門職である仲介業者の手を借りるほうが有利であることは言うまでもないことでしょう。

ところが、マンション売却のシロウトにとっていちばん身近で頼るべき存在であるはずの仲介業者とのあいだに、なかなか信頼関係が築けないというのも、この取引の「あるある」的な現象だったりするのです。

そこで、マンション売却にとっての仲介業者役割を、売主目線でおさらいしながら、任せられない業者の見分け方についてチェックしてみましょう。

マンション売却と仲介業者の役割について

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まず、本人以外が所有不動産の売却や購入などに携わる場合、その作業の内容に応じて定められた国家資格が必要になります。

取引を完了させる移転登記は司法書士や弁護士の資格が必要となり、売却や購入のサポートをする仲介業務を委任されるには、宅地建物取引業者として認可されている必要があるのです。

こうした法的な許可を受けていない人が、他人の所有する不動産の取引に関する法的な行為をすることは、認められていません。まず、この時点で資格を有している人や事業者にマンション売却を依頼しているのかを確認するのは、信頼するしない以前の問題になります。

一方で、不動産取引に関係する者を法的な規制までして取り締まっている背景には、この取引の不透明さとトラブルの多さに原因があると言えます。

そのため、最低限のセーフティーネットを定めたのが現行の業法というわけですが、法律である以上、サービスの質や依頼者の満足度を満たす内容にはなっていません。

つまり、金銭的被害が発生するようなトラブルを防ぐためにはなるけれど、心理的な不満を解消することはほぼ期待できないというわけです。

もちろん、不動産取引は取り扱う金額ベースが大きいため、こうした対策が講じられていることで、安心感が増すことは事実です。

ところが、市場参加者のほとんどが取引経験のないシロウトであるマンション売却のケースでは、法で守られている範囲ではないところに不満の種があることが多いことも事実なのです。

その最たるものが、業者に対する不安・不満です。

なぜ業者に対して不安・不満を感じやすいかには、理由があります。

マンションを売却しようとしたときに、シロウトでは手順も判断基準もおぼつかなく、それらを覚えるには時間も費用も掛かってしまいます。

その手間を省いて代行してくれるのが仲介業者であり、業者の手を借りることは費用の節約にもなります。

要するに、マンションを売却しようと考えた場合、その道のプロである仲介業者の手を借りることは、シロウトにとっては唯一無二の選択になってしまっているのです。

そして、選択の余地がないなかで唯一できることが、業者を選ぶということになります。

ところが、相手がなにをしているのか理解できない状況で、相手を評価して選べと言われても、現実的には無理と言わざるをえません。

こうして、「なんとなく愛想がいいから」とか「高く売ってくれそうだから」といった、根拠がほとんどない表面的な印象だけで業者を選んでしまうのです。

このような状態だと、その結果についてもきちんとした評価ができる可能性は低いでしょう。

その結果、マンションは売却できたものの、果たして業者の担当者が言ったとおり高値で売れたのか、途中から値下げした戦略が功を奏したのかといった、経過も結果も半信半疑になってしまうわけです。

マンション売却を任せられない業者の3つのNGワードとは?

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とはいえ、業者の担当者が、すべていい加減な営業トークをしているとはかぎりません。大多数の業者はコンプライアンスを遵守し、顧客である依頼主すなわち売主の満足度を上げる努力をするようになってきています。

ただし、いまだにこうしたコンプライアンス経営の風潮を理解せず、場当たり的な営業態度で切り抜けようとしている業者も消滅しているわけではありません。

こういう業者は、相手がシロウトだと思っているせいか、ワンパターンのトークで接することも多いようです。営業アプローチも手抜きをしているということなのでしょう。

そこで、信用できない業者がよく使っているNGワードをピックアップしてみましょう。

1.「このマンションを買いたいお客様がいらっしゃいます」

すでに買主の目安が付いている、という触れ込みで媒介契約を迫ろうという業者の手口です。

ピンポイントでそのマンションを希望している買主がいる確率は決して高くありません。

2.「ここのマンション売却をお手伝いしたことがあります」

経験と実績をアピールして、媒介契約に結びつけようとするセールストークです。

問題は、その売却実績が事実であっても、過去の事例であるということ。マーケット環境は1ヵ月でも変化します。

売却経験や実績がそのマンションであることによる優位性は、残念ながらあまり期待できないのです。

3.「例え売れなくても買い取りしますので心配ありません」

売れずに困ることはない、という安心感をアピールして、媒介契約に結びつけようとするセールストークです。

買取は一般的な仲介取引より売却価格が低くなります。そうした違いをきちんと説明しないで媒介契約を迫る業者は、要注意です。

まとめ

パズルのピース

マンション売却に慣れていないシロウトにとって、仲介業者は「闇夜の道しるべ」のような存在と言えます。

それだけに、その「闇夜」でどこに連れて行かれるのかという不安を抱くのも当然。そしてまた、「闇夜」であることを利用して、売主を丸め込もうとする業者がいることも確かです。

こうした業者に引っかかって、「この取引は失敗だった」と後悔しないためには、業者の甘言を疑ってかかることが必要です。

疑うべき業者のNGワードは次の3つ。「このマンションを買いたいお客様がいらっしゃいます」「ここのマンション売却をお手伝いしたことがあります」「例え売れなくても買い取りしますので心配ありません」です。

これらは、その根拠を問いただし、説明がなかったり納得できなければ、その業者と取引しないことが、失敗を未然に防ぐ手立てになります。

不動産業界もコンプライアンスが広まりつつあるので、売主の疑問にきちんと向き合ってくれる業者も増え、そうした業者を選ぶことが売却の満足度を上げることにつながります。

「NGワードかな?」と思ったら、説明責任を果たせるかどうかを見きわめるようにしてください。

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