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不満になって売却するマンションを安く買い叩かれない方法

マンション売却

マンションを売却しようと思い立つときは、そのマンションを手放さなければならないような差し迫った事態に直面しているわけではないことも多いようです。

むしろ、別の些細なことが原因となって、「手放しちゃったほうがいいかもしれない……」と思いつき、売却について調べ始めるというケースが珍しくありません。

そうした原因のなかには、心理的瑕疵と呼ばれる告知義務を伴う深刻なものではなく、単純に「飽きたから」「間取りがどうもしっくりしないから」といった、第三者から見れば原因とは呼べないようなものが多くを占めていたりします。

一方で、マンションの買い手にしてみれば、重大な問題があろうが些細なきっかけであろうが、それを商品として評価して、妥当だと判断する価格で購入する意志を示せばいいわけです。

ところが、不動産市場は買い手市場であるため、売主が些細なことだと思っていても、それを取り上げて価格交渉をされるなど、些細とは言えない問題に発展することも珍しくありません。

個人にとって慣れないマンション売却では、売却理由をどこまで買い手に伝えるかの判断が付きにくいものです。

そこで、売却理由で安く買い叩かれないための方法について考えてみましょう。

嫌になったからマンションを売却したいと思うのはダメ!

拒絶する女性

飽きたから、好みが変わったから「替える」という発想は、持ち物に限らず、男女の仲にさえしばしば登場する、人間の普遍的な真理ではないでしょうか。

そうであれば、住まいだけが例外とは言えません。住居が割り当てられる制度だったり、不動産の売買が制限されている時代や国・地域であれば「替える」ことは難しいかもしれません。

しかし、日本ではほとんどの不動産を自由に売買できるようになっています。そしてその対象は、新築と中古の別を問いません。

中古不動産の売買市場が成立しているからには、どのような理由であるにしろ、売却したいと思ったマンションは、商品になり得ます。

そのマンションを購入したいという人が現れればいいのですから、売主の売却動機が取引に及ぼす影響を考える間もなく、売買が成立することがほとんどでしょう。

もちろん、借入れの精算などで、任意売却をしなければならないケースなどでは、そうした売却理由に則した販売方法を採らざるをえないので、売却動機が取引に大きく影響することになります。

一方で、買い手の立場に立って考えると、買おうとする物件の物理的な状態の良し悪しを調査するのはもちろんですが、購入してからでしかわからないような「隠れた欠陥」をなんとか購入する前に知りたいと思っているはずです。

それを知る手がかりが、売却理由にあると考える買い手が多いのです。

買い手から見れば、「その物件を手放すにはそれなりの理由があるはず」という先入観があります。理由の「それなり」の度合いに応じて、修理・交換を要求するか、値引きで納得できるのか、それともその物件を諦めるかの判断材料とするわけです。

つまり、売主にとっては取るに足らない理由であっても、そのマンションに注目した買い手にとっては、取引の最終判断にまで影響する重大な情報だと考えていることも多い、ということを認識しておくべきです。

買い手のペースに乗らずに嫌になったマンションを売却するポイント

カギと眼鏡

このように、売却理由に対する売主と買い手の温度差は、相当大きいと考えておかなければなりません。

となれば、ちょっと住み替えてみようと思い立つきっかけになった「西日が気になるから」「一部屋が余分になって掃除するのが面倒だし」などの売却にはよくあるような動機であっても、「西日は家具や内装を傷める」「掃除が面倒に感じるのは生活動線が悪い間取り」といったマイナス要因に受け取られかねないというわけです。

買い手は基本的に、少しでも費用をかけずに安く買いたいと思っています。重箱の隅をつつくようにして、マイナス要因を探そうとする買い手がいても不思議ではありません。

もちろん、買い手の不躾な要求には、売主側も毅然とした姿勢で臨むべきです。しかし、買い手の要求を断るのは、なかなか勇気が必要です。少しでも早く現金化したい、断って次の買い手が現われなかったらどうしよう、といった不安心理が働いてしまうからです。

こうした不安心理を押さえながら、売却理由の脆弱さを表立たせないようにするためには、仲介業者を上手に利用することが重要になります。

まず、売却理由でハンディキャップを負わないように、どのように対応すべきかをアドバイスしてくれる業者を探します。業者は、売却の仲介であっても、買い手目線で物件を見ることができます。

ただし、「こうしないと売れない」ではなく、「こうしたほうが売れる」という、売主目線も備えていることがポイントになるでしょう。

なお、仲介業者を探すのであれば不動産無料査定サービスのイエウールが便利です。

【参考】マンション売却のイエウールの口コミはチェックする

まとめ

模型を指さす

複数の業者にセカンド・オピニオン的な売却戦略を出してもらうことは、業者同士が自社の強みを前面に押し出し、競い合ってそのマンションの強みを考える状況を生み出します。

はっきりとした売却理由がないのに買い手に足もとを見られる不安はもちろん、素人目にも不利だと思われるマイナス要因があるケースでも、いろいろな業者の視点で提案を受け、それを比較することで、売却の成功率を上げることができる戦略を選ぶことができるようになります。

複数の業者への問い合わせや交渉は、以前であれば1社ずつ行わなければならず、断ることも含めて面倒な作業でした。しかし現在では、ネットによる一括査定のシステムが充実し、手間も時間も、精神的な負担も、大幅に削減されています。

「なんとなく」という気分からスタートする所有マンションの売却では、ぜひネットの一括査定を上手に利用して、足もとを見られて残念な思いをしない売却戦略を立てられるパートナーを見つけてください。

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