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マンション売却が面倒って本当?心のハードル下げる準備をしよう

家の模型を持つ

マンションの売却を考えたとき、躊躇なく行動に移すことができる人は珍しいかもしれません。

「とりあえず売り出してみよう」というように気軽に扱えるものでもありませんし、状況に応じた判断や準備が必要なことも多いからです。

そのため、一般の人にとってマンション売却のハードルは、きわめて高いと言わざるをえないのが現状でしょう。

しかし、ハードルが高いことを理由に決断を先延ばしにすると痛い目に遭う、ということも不動産取引では珍しいことではないのです。判断が遅れることで、機会の損失や、不要な経費の発生など、不利益が生じる可能性が増えてしまうからです。

そこで、マンション売却に関するハードルをとりあげながら、どうすればそのハードルを下げることができるかを考えてみましょう。

マンション売却のハードル

ハードル

では、マンション売却のハードルを下げる方法を考えるために、まずはハードルの内容についてみていきましょう。

ハードルを上げる原因は、金額、業界構造、手間の3つに分けることができます。

金額では、「高価である」ことがハードルを上げる大きな原因になっています。

セダンなどの高級車と首都圏の2LDKマンションでは、10倍から20倍の価格差があります。軽自動車とでは、その差はさらに広がります。

業界の構造では、「買い換え」のためのシステムが整っていないことが挙げられます。

例えば、ローンを組んで買うことが一般的な高額商品の代表といえば、自動車と不動産。そのうち自動車は、ある程度の年数が過ぎると「買い換え」を考えることが当たり前のようになっています。

そして、ローンが残っていても下取りというかたちで精算をすることができ、新しい自動車を買うことができます。

一方、マンションなどの不動産では、下取りや再購入という手続きが簡単にできません。

業界の構造が整わない原因としては、流通量の少なさによるものが大きいでしょう。

不動産取引では、1つの物件の情報を業者が共有して取引相手を探すという方法が一般的なため、業者数が流通量を圧倒的に上回ることになります。

そうした流通量の少なさが、マンション売却のパッケージ化を困難にして、取引の不透明さを招くことになるわけです。

また、パッケージ化されない取引は、必然的にケースバイケースとならざるをえません。マニュアル化できない部分も多くなるため、売主がその都度判断して処理しなければならなくなり、それをサポートする仲介業者のスキルによって作業が増減するだけでなく、売主の満足度にも影響を与えてしまいます。

こうしたことが「あるかもしれない」と想像するだけで、マンション売却のハードルは簡単に上がってしまいます。そして、そうした躊躇は、売主がしなければならない判断に遅れを生じさせることになり、売却の機会損失や費用増加と言った実害につながってしまう恐れがあるのです。

マンション売却のハードルを下げるには?

ハードルを飛び越える

では、それぞれの原因で発生するハードルを下げる方法を考えてみましょう。

金額のハードルに関しては、価格と費用の概要を把握することで下げることができます。

そもそも、いくらで売却できそうなのか、売却活動にはどのぐらいの経費が必要で、用意しておくべき(残しておかなければならない)資金はいくらなのかがわかっていないから不安になり、ハードルが上がるのです。それを解消できれば、ハードルは下がるというわけです。

売却価格の見積に関しては、業者による査定額だけを参考にしている売主も多いでしょう。しかし査定額は、あくまで業者の立場で考えた、予想でしかありません。

一般に不動産は、一物四価と言われます。市場での取引相場のほかに、固定資産の評価基準となる数値や公示価格など、異なる価格を付けられている状態が当たり前なのです。

そしてそこへ、「売主の希望売却価格」というプレミアが載せられた価格も加えられたりするわけです。

ピンポイントで売却金額を想定するのではなく、いろいろな価格があることをわかったうえで、ある程度の幅をもたせた価格帯を想定することが、ハードルを下げる効果を発揮するはずです。

なお、売却金額を想定する際にはイエウールのような無料見積もりサービスを活用して、複数の不動産会社から見積もりを取得するのがおすすめです。

【参考】イエウールの口コミ@良い点・悪い点や使い勝手を検証

費用に関しては、税金や仲介手数料など、最終的な売却金額を基に計算されるものも少なくありません。つまり、「売れてからでなければ決まらない」ものを支払わなければならないことが、経済的にも心理的にも負担になっています。

しかし、「売れてからでなければ決まらない」費用であっても、前記の幅をもたせた価格帯の想定ができていれば、誤差はあっても計算は可能です。

費用に関しても、あらかじめ幅をもたせた金額を割り出しておくことで、ハードルを下げることにつなげられるはずです。

業界構造のハードルに関しては、不透明さを払拭するために説明責任を果たしてくれる業者と付き合うことが考えられます。

「任せてください」「ぜったい頑張ります!」といった抽象的なことしか言わない業者は、ハードルを下げるどころか、売却の成功率を下げてしまいかねません。

業者選びの際に手順や見積内容などをしっかり説明してくれる担当者のいるところを探すことが、ハードルをグッと下げてくれることになるはずです。

手間のハードルもまた、あらかじめ業者とのコミュニケーションをとることで準備したり、不動産取引の手順などに関する予習をしておくことで、下げることができます。

まとめ

ハードル

マンション売却は、高額の取引になること、取引の内容に不透明な部分が多いことなどが原因となって、売主の心理的・物理的なハードルを上げてしまうことが多々あります。

マンションの売却では、なんとなく「売ろうかな」というケースは少なく、売れなければ困ることが多いのが実状です。

ところが、売却に関するハードルが上がったままだと、重要な判断の際に遅れやミスなどが発生するリスクも高めてしまいます。判断の遅れやミスは機会の損失や不要な費用の発生につながるため、売主に実害をもたらす原因となってしまうのです。

ハードルを下げるためには、その原因となっている金額、業界構造、手間のそれぞれについて、その内容を知り、幅をもたせた想定をしておくことが効果的です。

対象について知り、自分の状態についても知っておけば、「百戦あやうからず」ということわざもあります。売却の成功率を上げるためにも、業者とのコミュニケーションを上手にとって、ハードルを下げてから売却活動を始めるようにしてください。

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