博多の不動産投資用ワンルームマンションを売却した体験談
私の住まいは東京ですが、不動産投資に興味がありました。そこで、少額からできる不動産投資サイトでしばらく情報を調べて、福岡県博多のワンルームマンションにを購入することに。
当時で築18年で値段は220万円、賃貸中で月3万の家賃でした。管理費などを除くとおよそ月2.5万の収益になります。
購入して3年くらいの周期で賃貸者の入れ替わりがありましたが、周辺に会社や大学が多い立地です。そのため、2.3ヶ月空けるくらいで次の入居者が決まりました。賃貸管理に関しては、購入のときの仲介業者でもあったエイブルに全て任せていて、特にトラブルはなかったです。
そして購入してから8年経ち、ちょうど家賃で元が取れたのと、またその資金を自分が住むためのマンションの頭金にしたかったので、売却を考えました。売却に関しても迷うことなくエイブルにお願いすることに。
今思えば、イエイやイエウールなどの一括査定サイトなどに出して高く購入してくれるところにお願いしても良かったのですが、ずっとお世話になっていて、担当者を信頼していたので、そのままエイブルに相談しました。
ちなみに売却の仲介契約は一つの不動産会社としか契約していません。自分で買主を探すこともしない、完全お任せの専任専属媒介契約です。
予想価格を上回る値段で買い手が見つかる
私の予想としては100万円であっても売れたら、もう元が取れているので十分と思っていました。ただ、そのことは担当者には敢えて伝えませんでした。
それを言ってしまうと、限りなく低い値付けで売りにだされることは目に見えていましたからね。そして、担当者と打合せした結果、まずは150万で掲載するということになりました。すると、掲載後すぐに120万なら購入したいという方が現れ、交渉で130万で売却できたのです。
仲介手数料やその他で10万くらいはかかりましたが、120万は手元に入りとても満足な売却です。売り出してから2ヶ月かからなかった成約することができたので、とてもスピーディーでした。
売却を進める上ではすべてエイブルにお任せしていて順調だったので、特に困ったことはなかったです。しかも、専任専属媒介契約の場合、マメに連絡をすることが法律上決まっていますので、私としても安心でした。
ただ、1点だけ不便に感じたことがありました。それは私が東京に住みながら、福岡のマンションを売却したことです。そのせいで、売却時には手続きのために一度は福岡へ足を運ぶ必要がありました。日程調整が少し大変でしたが、旅行がてらに行けたので楽しい思い出でもあります。
不動産会社に相談する際には売りたいアピールをしない方が良い
これからマンションや戸建て住宅を売却する人へのアドバイスとしては、不動産会社へ話をもって行くときはあまり売りたい意欲を見せないことです。最初は「売れなくても別に良いから、一応査定だけ」くらいの感じで持ちかけたほうが良いでしょう。
不動産会社は売却料金の数パーセントを利益とするので、こちらが売る気を見せない方が高値をつけてくることが多いようです。私の場合も、売れなくても別に構わない物件だったので、ガツガツと金額を言わないようにしたら、勝手に不動産会社が値段を釣り上げて頑張ってくれましたよ。
それから、今から仲介の不動産会社から探す段階であれば、一括査定をして出来るだけ高値で売れる業者に依頼するのも賢い選択だと思います。